離活(離婚活動)
目次
離活とは
離活とは、離婚活動の略で、少しでも有利な条件で離婚をするように準備をすることです。また、離婚を回避するために努力する活動も「離活」といわれることもあります。
ただ、離婚に向けて水面下でこっそり準備を進める活動の方が一般的には離活と認識されているようです。
水面下でなくても、離婚に向けての準備自体を離活といってもいいでしょう。
離活という言葉が一般的に耳に入るようになったのは、2009年4月からNHKで放送された全8話の「コンカツ・リカツ」というドラマが話題になった頃からです。
それまでも、「婚活」という言葉が表立ってくるにつれて、その反対の「離活」という言葉はできつつありました。
さて、その離活ですが、実際に何をすればいいのかよく分からない人が多いのではと思います。当ページでは、どんな風に離活をすればいいのかといったことを解説していますので、参考にしてください。
とはいえ、向井法務事務所は、決して離活を推奨するわけではありません。ただ、離婚は、結婚の何倍も労力が必要になります。なので、感情に先走って何も考えずに離婚して、後で後悔して欲しくないとは思っています。
とくに、子供がいる場合は、夫婦だけの問題ではありませんので、離活も必要になるとは思います。一番いいのは、夫婦双方が納得の上での離活(これを離活というと、意味が異なってきそうな気はしますが…)ではないでしょうか。
とにかく、離婚に準備は必要ということです。
こんな人は離活をしよう!!
全員が全員、離活をするべきかといえば、そうしておくに越したことはないですが、やはり日本人の奥ゆかしさという観点から見るとどうかと思います。
ですが、以下のような方は、むしろ離活を積極的にしておく方がいいと思います。
離活は、主に妻がするものという考えは捨ててください。
・収入を持っていない妻
・不貞をされていて絶対に離婚しかないと思っている方
・妻のモラルハラスメントに苦しめられている夫
・熟年離婚
・DVを受けている方
離活のやり方・すること(初級)
離活のやり方・しておくべきポイントといえば、やはり離婚をするということがどういうことか知っておくことが基本中の基本になります。
たとえば、法律的なこと、手続き的なこと、離婚後の生活のこと、子供のことなどなどです。
他にも挙げれば色々とあります。
これらすべてを把握することは非常に困難だとは思いますが、やはり、最低限の知識をつける意味で、離婚について書かれた本を読むことは、手っ取り早くて簡単にできる離活だと思います。
まさに、「百理あって一害もなし」状態の究極の離活だと思います。
以下のサーチボックスの検索窓に、「離婚」とか「協議離婚」とか「離婚調停」と入力して検索すれば、アマゾンでの本の紹介が出ます。
そこいらの書店の比じゃないレベルで、ほぼすべての品揃えがあります。 あなたも、なにか2~3冊本を読み離婚についての知識を身につける初歩の離活をして、本格的な離活への基礎を築きましょう。
離活(中級)…財産分与
離活で一番になるのは、離婚後の生活の確保です。
結論から言うと、離婚後のお金をいくら確保できるかということがメインになります。
そのために、離婚に伴う自分の権利がいくらくらいになりそうかというのが、離活の最重要事項になります。
離婚に伴う、主なお金というと、財産分与・慰謝料・養育費があります。
慰謝料・養育費はとりあえずおいといて、財産分与をどれだけ確保するかということが離活のメインになります。
財産分与とは、離婚に伴い夫婦で築いた財産を分けることです。
この財産には、現金・預金はもちろん、家やマンション、株などの有価証券、高級な家具など、離婚後に夫婦で取得した財産すべてをいいます。
すべてといっても、特有財産といわれる相続で入ってきた金品や明らかにどちらかのものという財産は財産分与の対象になりません。他にも、ローンや夫婦のための借金などのマイナスの財産も財産分与の対象になりますので、注意が必要です。
ということで、この夫婦の財産がいくらになるか把握することが離活の基本になります。
これ、実は意外に皆さん把握できていません。
まず、簡単なところでは、預貯金額を把握しておいてください。できれば、最新の通帳のコピー取っておく方がいいです。
それから、配偶者の持っているカードとかの番号も控えておいたほうがいいでしょう。
給与明細や源泉徴収票もコピーを取っておきましょう。
ほかにも、生命保険や学資保険、有価証券などは必ず抑えておきましょう。
また、家やマンションの価値と残ローン、車の価値と残ローンなども重要です。
とにかく、価値のありそうなものはことごとくピックアップしておきましょう。
離活(中級)…慰謝料
もし、配偶者に、法定離婚事由といえる理由があったとします。
で、あれば、あなたは慰謝料を請求することができます。
たとえば、不貞行為です。
不貞行為が理由の場合は、当然に慰謝料を請求することができます。
この慰謝料を、いかにきっちり取ることができるか?も離活のポイントだと思います。
そのためには、不貞行為が確実と思っても、しばらく泳がせて証拠を取ることも必要です。
場合によっては、調査会社に依頼することも考えてください。
ただ、調査会社は、費用も高く、悪徳な所も多いので注意が必要です。
※当事務所は、信頼のおける実力のあるリーズナブルな調査会社を紹介することができます。
不貞の証拠さえしっかり抑えておけば、不貞相手にも慰謝料を請求することができます。
それに、不貞配偶者を観念させて反論を抑え、離婚を有利に進める効果もあります。
なので、証拠集めは、離活の肝と言えるでしょう。
離活(上級)
離婚をするということは、離婚後の生活が成り立つか把握しておく必要もあります。
ここまで離活をしている人であれば、自分のもらえる可能性のある慰謝料・財産分与・養育費がどれくらいか把握できているはずです。それらを踏まえて、離婚後の収入や福祉手当なども考慮すれば、離婚をどのような生活をできるか生活設計もできるはずです。
そうすれば、どういうところに住めばいいかということもおおよそ見当がつくはずです。
ということは、もう、物件を見て回る事だってできます。
十分な離活をするということは、いつでも別居できるということです。
ここまでくれば、もう、あなたの離活は十分でしょう。
※当事務所は、ファイナンシャルプランナーによる離婚後の生活の見通しを立てることもできます。
また、専業主婦の話で長期の離活になりますが、離婚後の就職を有利にするために、資格を取得するというのもあります。逆をいうと、突然、専業主婦の妻から何の前触れもなく「資格を取りたい」と言われたら、要注意かもしれませんよ。
そういった人は、「離活返し」や「夫婦修復」を考えておくほうがいいかもしれません。
離活相談承ります
離活の究極は、やはり離婚専門家に相談することだと思います。
例えば、弁護士に相談すれば、離婚調停や裁判をする前の準備段階のアドバイスを受けることもできます。
行政書士であれば、離婚協議書の準備をしてくれたり、相手に送る通知書の作成もしてくれます。
ですが、弁護士や行政書士でも、離婚専門家でない限りは、それまでです。
当事務所では、離活相談や離活コンサルティングを承っています。
行政書士事務所なので、離婚協議書等の様々な書類の準備もできますし、離婚専門家ならではの経験から基づく離活相談ができます。
それに、当事務所は、信頼のおける実力のある調査会社を紹介することができますし、ファイナンシャルプランナーによる離婚後の生活の見通しを立てることもできます。
なので、「離活」という言葉が頭をよぎったら、お気軽にご相談ください。
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